6月8日、フランス1部のアジャクシオは「元イタリア代表選手のファブリツィオ・ラヴァネッリ氏を監督に招聘した」と公式サイトで発表した。ラヴァネッリ氏はシニアのチームでは初のヘッドコーチを務めることとなる。
ファブリツィオ・ラヴァネッリは1968年生まれの44歳。1992年から96年までユヴェントスでプレーし、95/96シーズンのチャンピオンズリーグでゴールを決め、優勝に貢献した。特徴的な銀髪でも有名である。
2005年に引退後はスカイ・イタリアなどのメディアで評論家として活躍し、2011年にユヴェントスの下部組織で指導者としてのデビューを果たす。昨季開幕前にはかつて所属したマルセイユの監督に招聘されるのではないかとの噂も流れたが、実現せず。
アジャクシオは昨季リーグ・アンで低迷し、監督もシーズン途中でアレックス・デュポンからアルベール・エモンに変更したが浮上できず。17位とギリギリで残留に成功したが、エモン監督の続投については早々に否定されていた。