今月開幕を迎えるコンフェデレーションズカップに初めて出場することが決まっている、太平洋上の小さな島国タヒチ。彼らは9月にビーチサッカーワールドカップをホストすることも決まっており、今年世界大会を2度経験することとなる。

大きなチャンスの年を過ごしているタヒチのサッカー協会会長を務めているアンリ・ティエリ・アリーオティマ氏は、ロイター通信に対してこのように話した。

ロイター

アンリ・ティエリ・アリーオティマ タヒチサッカー協会会長

「みんな驚くんだ。我々がビーチの上だけでなく、芝の上でのサッカーも楽しんでいることにね。しかし、我々はそうしているし、徐々に良くなってもいるんだ。コンフェデレーションズカップに出場できることは、さらなる改善が出来るチャンスを与えられたということだよ。

9月にはビーチサッカーワールドカップを開催するための組織を整えなければならない。それは我々が世界レベルでのサッカーに参加できるポテンシャルがあることを証明するだろう。

我々は現状の実力での限界も知っている。そしてコンフェデレーションズカップでは非常に強い相手と戦わなければならないことも分かっている。マラカナンで世界チャンピオンと戦うなどということは、現実的に考えれば実現不可能な夢だ。

自分たちの戦術がきっちり遂行できることが望みである。もちろん、我々はおそらく負ける。しかし、あまりにも多くのゴールを決められてしまうのはごめんだ。

(チリU-20代表に7-0と大敗したことについて)彼らはあの年代の南米チャンピオンだ。私が思うに、U-20ワールドカップでは強い印象を与えるチームだろう。

この敗北が我々にとってなんらかの引鉄となってほしい。ブラジルではこのようにプレーしてはいけないのだからね。我々のオッズがどんどん積み重なっていっているのはわかっているよ。しかし、改善し続けていれば、いつかはね。

この前、ブラジルに行く代表メンバーの中の数人がビーチサッカーワールドカップにも出場するという記事を読んだ。これは真実ではないよ。

タヒチにはいくつもの素晴らしいビーチがある。しかし、ブラジルに行く男たちは、芝の上でのプレーが好きなやつらさ」

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