6月6日、AFP通信は「コートジボワール2部リーグのESバフィンが遠征後に山賊に襲われた」と報じた。
ESバフィンはコートジボワール西部、ギニアとの国境に近い街バフィンにあるクラブ。記事によれば、彼らはアウェイゲームを戦うためにチームバスで遠征中、ドゥエクエからバンゴロに至る街道で武装強盗に襲われたという。
ドライバーが車を停止することを断ると、武装強盗はバスに発砲を開始。これによって1人の選手が死亡し、23名が重傷を負ったという。
攻撃によってバスが停止すると強盗たちが乗り込み、苦しむ乗客から貴重品を奪い取っていったとのことだ。
コートジボワールの西部地域は以前から部族の対立が激しいエリアとして知られ、特に3年前の大統領選挙を巡る混乱以降に著しく治安が悪化している。犯罪や性暴力が蔓延し、以前は虐殺が行われた疑いがあるとも報じられた。