2005-06、2006-07シーズンにUEFAカップ連覇を達成するなど、スペインで近年強豪の一角を占めてきたセビージャ。しかし、クラブ史に残る黄金期は過ぎ去り、2012-13シーズンはアウェイでわずか1勝(5節のデポルティーボ戦)。前季に続く9位という成績に終わった。
セビージャは昨年12月、リヴァプールやサガン鳥栖のサプライヤーを務めるアメリカのWarriorと契約。その初代モデルとなる、2013-14ユニフォームが1日にお披露目された。
セビージャの2013-14モデル。ホームは白をベースに、“Sigue la línea roja”(赤い線に従え)という広告のキャッチコピーにもあるように、日本代表的な赤い縦の一本線を採用。ただ、さらにひと工夫ということで、斜めの白いストライプを追加。赤い襟の後ろ部分も赤と白のストライプとなっている。
アウェイは定番の赤で、シャツの上部やパンツの裾部分に赤と白のストライプがデザインされた。(下写真の右3つはプラクティスやトラックスーツなど)
セビージャは1日に行われた2012-13シーズンのリーガ最終節、バレンシアとのホームゲームで新ユニフォームを初使用。試合は移籍が噂されるネグレドが4得点をあげる大活躍を見せ、CL出場権を争っていた4位のバレンシアに4-3で勝利した。(この結果バレンシアはソシエダに抜かれ5位となり、来季はELへ)
試合の後、選手たちに胴上げされるクラブ生え抜きのスペイン代表MFヘスス・ナバス。セビージャは2日後、ナバス移籍でマンチェスター・シティと合意したことを発表した。