今月15日に開幕するFIFAコンフェデレーションズカップに大陸王者として出場するメキシコ(北中米カリブ海)とナイジェリア(アフリカ)の両国がアメリカ・ヒューストンで親善試合を行い、2-2で引き分けた。

試合は前半21分、メキシコが右サイドからパブロ・バレーラのクロスを、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)に所属するハビエル・“チチャリート”・エルナンデスが合わせて先制。しかしメキシコはその直後、先制点をアシストしたバレーラがナイジェリアにPKを献上し、同時に一発レッドで退場。ナイジェリアはこのPKをイディ・ブラウンがきっちりと決め同点とすると、さらにジョン・オグのシュートがメキシコのオウンゴールを誘い、逆転に成功する。数的不利となり、実質ホーム状態ながら厳しい戦いを強いられたメキシコだが70分、再びエルナンデスが今度はサルシドのクロスを合わせて追い付き、試合はそのまま2-2の引き分けで終了した。

メキシコはこの後、4、7日にアウェイでジャマイカ、パナマ、11日にホームでコスタリカと2014W杯北中米カリブ海最終予選を戦い、コンフェデ初戦となる16日のイタリア戦に向けブラジルへ。ナイジェリアは5日にケニア、12日にナミビアとどちらもアウェイでW杯予選を行い、17日に行われるコンフェデ初戦タヒチ戦に備えることとなる。

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