シーズンも残すところ2節となったスペイン2部で現在8位につけるバルセロナBで、デウロフェウに次ぐチーム2位となる11ゴールを叩き出しているFWルイス・アルベルト。(デウロフェウは18ゴールでうち5点はPK)

今季セビージャからのレンタルでやってきた20歳のFWはここまでリーグ37試合に出場し、11ゴール18アシストの活躍をみせている。 スペインU-21代表でもあるルイス・アルベルトはセビージャのカンテラ出身でセビージャ・アトレティコでは指宿洋史(現オイペン)とも同時期にプレーしており、2010年11月のコパ・デル・レイでセビージャのトップチームにデビュー。

セビージャではテクニカルなドリブルが印象的だったが、今季のバルサBでは左ウィングのほか、3トップの真ん中でもプレーし、得点を量産。積極的にゴールを狙うようになり得点能力に磨きがかかっただけでなく、味方へのアシストやプレースキックにも光るものを見せ飛躍を遂げた。

バルサBのエウセビオ監督も「(昨年9月の時点で)チームに馴染み、素晴らしいテクニックとクリエイティビティ、インテリジェンスがある」と讃えたルイス・アルベルトの今季プレー集。

 

ルイス・アルベルトのレンタル移籍には買取オプションも付帯しているようで、その額は400万ユーロ(その後の出場具合に応じて最高で800万ユーロに)とされており、オプション行使の期限が今月末に迫っているが、バルサは行使しないとの見方が強い。

エウセビオ監督は「私はルイス・アルベルトに満足しているが、(去就については)私によるところではない」と話す一方、セビージャのエメリー監督は来季の復帰を繰り返し強調しているそう。そんななか、イギリスではリヴァプールが獲得に迫っているとの話も浮上しており、今後の去就が注目されている。

 

↓左からキコ、ルイス・アルベルト、クリスティアン・ロバト、セルヒオ・アラウホ

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