5月29日、レキップ紙は「フランス・リーグアンのリヨンは、ソショーに所属しているフランスU-21代表DFセバスティアン・コルシアと交渉している」と報じた。2015年まで契約は残っており、違約金はおよそ500万ユーロになるという。
セバスティアン・コルシアは1990年生まれの22歳。ル・マンの下部組織出身で、松井大輔選手の入れ替わりにトップチームに昇格した右サイドバック。
体格的には優れていないものの、クロスの精度や正確なプレイスキックが高く評価されているチャンスメイカーで、かつてはユヴェントスから興味を持たれていると報じられたこともある。
リヨンは2003年から所属しているフランス代表DFアントニ・レヴェイェールとの契約を更新しない方針を明らかにしており、その後釜としてコルシアの獲得を考えているとのこと。
・ジャノ、ル・マンの3部降格でトゥールヘ移籍?
レキップ紙は「ル・マンに所属しているGKジェレミ・ジャノは、3部降格に従ってトゥールヘと移籍する方針である」と報じた。
サンテティエンヌで長く活躍した選手として知られるジェレミ・ジャノは、昨年夏にル・マンへと移籍。2015年までの契約を結び、「契約が切れるまでル・マンでプレーし、その後サンテティエンヌに指導者として戻ってくる」と宣言していた。
しかし、先日報じられた通りル・マンは今季3部降格が決定し、さらに深刻な財政難から破産申請が行われ、プロサッカークラブとしての存続ができない可能性がある。
約束を反故にすることにはなるものの、ジャノ本人は2015年までは現役を続けたい意向を持っており、そのためにトゥールヘの移籍を検討している最中であるとのこと。
・スポルティング・リスボン、ジェフェルソンを獲得
ポルトガル1部、リーガ・ゾン・サグレスのスポルティング・リスボンは、「エストリウからブラジル人DFジェフェルソンを獲得した」と発表した。契約期間は4年。
ジェフェルソン・ナスシメント、通称〝ジェフェルソン”は1988年生まれの24歳。選手転がしで有名なデスポルチーヴォ・ブラジウに保有権を買われ、様々なクラブにレンタルされていた。
昨年夏に契約が切れたことから、かつて一時所属していたエストリウに入団。11/12シーズンの中心選手であったティアゴ・ゴメスのポジションを奪い、開幕からレギュラーに定着。勢いのあるドリブルとクロス、セットプレーを武器に活躍し25試合に出場。ディフェンダーでありながらも4ゴールという結果を残している。
なお、そのうち一つは当のスポルティングを相手にショートコーナーから決めたスーパーゴールである。