5月19日、レキップ紙は「ル・マンは、3部降格が決定した場合破産する可能性が高い」と報じた。

現在フランス2部リーグ・ドゥの18位に沈んでいるル・マンは、17位のラヴァルとの勝ち点差が2、得失点差が-16と苦しい状況となっている。最終節のランス戦で勝利し、かつラヴァルが敗れた場合のみ残留の可能性がある。

ル・マンはかねてより財政難が報告されており、今季は選手や職員に対して予定通りに給与を支払えていないことが明らかになっている。

2008年にチームの拡大を見越して計画された新スタジアム、MMアレーナの建築によって莫大な負債(3000万~4400万ユーロ)を抱えたが、思惑とは逆にクラブは2部降格を喫し低迷。既に現在の経営陣にクラブをコントロールできる力はなく、3部に降格すれば数週間のうちに破産申請が行われるという。

破産申請がなされた場合ユースを運営する承認が下りないため、プロクラブとしては存続することが出来ず、かつてのストラルブールやグルノーブルと同様、4部に当たるCFA以下への降格が言い渡されることとなる。

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