レキップ紙は「リーグアン昇格が決まったFCナントは、パリ・サンジェルマンに所属するDFシルヴァン・アルマンの獲得に取り組んでいる」と報じた。
シルヴァン・アルマンは1980年生まれの32歳。サンテティエンヌの下部組織出身であるが、2000年から4シーズンにわたってナントでプレーし、リーグ優勝にも貢献した経験を持つ左サイドバック。パ・サンジェルマンではセンターハーフやセンターバックでもプレーした。
アルマンはクラブの大型補強の煽りを受け、現在出場時間が短くなっている。ナントの会長を務めるヴァルデマール・キタ氏は彼の復帰を狙い、すでに会談を持ったとのことであるが、財政的に獲得は難しいとも言われている。
また、昨季ソショーからベティスに移籍したもののスペインで出番が乏しいポーランド代表DFダミアン・ペルキス、ソショーのFWスロアン・プリヴァ、レンヌGKブノワ・コスティルの3名がナントの獲得候補であるとのことだ。
一方現在のチームに関しては、FCカラカスから借りているDFガブリエル・シチェロ、FWフェルナンド・アリステギエタの完全移籍切り替えオプションは行使されない見込みで、今季これまで18ゴールを挙げているエースFWフィリップ・ジョルジェヴッチも退団する可能性が高いという。