夏の移籍マーケットで大きく動くのではないかと噂されているマンチェスター・ユナイテッドだが、5人の選手が加入すると噂されると同時に、5人の選手に退団の噂があるようだ。人気ブログ『GAUGHTOFFSIDE』が名前を挙げているのでご紹介しよう。

退団の可能性がある選手

パトリス・エヴラ (フランス)

32歳のフランス代表SBは7年に渡ってオールド・トラッフォードの左サイドを駆け上がったが、別れの時が近づいたのかもしれない。かつて所属していたモナコがリーグ・アンに昇格する事から強く獲得を望んでいると言われている。後継者としては昨年の夏にアレクサンダー・ビュットナーを獲得しており、今夏はエヴァートンからレイトン・ベインズを引き抜くと噂されている。なお、日本代表DF長友佑都の噂も浮上していたが最近は沈静化している。

アシュリー・ヤング (イングランド)

アストン・ヴィラから2000万ポンドで加入したイングランド代表ウィンガーはマンチェスター・ユナイテッド加入以降移籍金に見合う価値を見せていない。今季はフィットネスやフォームの問題に苦しんでおり、デイヴィッド・モイーズ新監督はが他のウィンガーと比較してどのように考えているかが焦点となるだろう。

アンデルソン (ブラジル)

ブラジル人MFは2007年にポルトから2000万ポンドで加入したがポテンシャルを発揮することができていない。シーズン中から放出候補として常に噂されてきた。ポール・スコールズの引退でユナイテッドの中盤は新しい司令塔を必要としているが、モイーズが望む選手を獲得するために25歳とまだ若いアンデルソンを放出して資金の上積みを考える可能性は高い。アンデルソンにはトッテナムや古巣ポルトへの移籍話が浮上している。

ハビエル・エルナンデス (メキシコ)

メキシコ人ストライカーはユナイテッドでの最初のシーズンを素晴らしいアクションで飾った。しかし、ロビン・ファン・ペルシー以降は出場機会が減っている。24歳のFWはレギュラーとしてプレーする事を望んでおり、ユヴェントスやアトレティコ・マドリーへの移籍が噂されている。ユナイテッドとしても多くの移籍金が望めるだけに放出もやぶさかではないようだ。

ウェイン・ルーニー (イングランド)

移籍を志願した事になったユナイテッドのエース。サー・アレックス・ファーガソンが公表した事は残留させるための先手を打ったと同時に、交渉が決裂した場合に受け入れ先を早めに検討したいと考えているからではないかと推測されている。イングランド代表FWにはレアル・マドリー、バルセロナ、PSG、バイエルンの名前が取り沙汰されているが、プレミアリーグのライバルであるマンチェスター・シティ、チェルシー、そしてアーセナルの名前もある。同一リーグのライバルへの売却は考えづらいが、可能性がゼロなわけではない。

入団の可能性がある選手

レイトン・ベインズ (イングランド)

エヴァートンのイングランド代表SBはシーズンを通して移籍の噂が絶えなかった。28歳の左サイドバックはデイヴィッド・モイーズ新監督によってユナイテッドに引き抜かれる可能性があるが、本人はエヴァートンへの忠誠を表明しているままだ。同僚のマルアヌ・フェライニにもユナイテッド移籍の噂があるが、セットでの加入は実現するのであろうか。

アディル・ラミ (フランス)

ユナイテッドはセンターバックの補強も課題の一つだ。27歳のフランス代表DFはリオ・ファーディナンドやネマニャ・ヴィディッチの代わりにスターティングメンバーを努められる選手として考えられている。移籍金は1200万ポンドになるのではないかと見られている。仮にラミが加入すればユナイテッドのDFは5年間は安泰ではないかと言われている。

クラウディオ・マルキージオ (イタリア)

ユナイテッド最大の課題はポール・スコールズが引退した中盤のセントラルのポジションだ。汗もかけ、司令塔としてプレーできる選手としてユヴェントスのバンディエラは理想的な選手だ。しかし27歳のMFはユヴェントスの生え抜き選手だけに獲得は難しいだろう。なお、同僚のアルトゥーロ・ビダルにもユナイテッド移籍の噂がある。

ネマニャ・マティッチ (セルビア)

ベンフィカが4500万ポンドの移籍金を設定しているセルビア代表MFはマンチェスター・ユナイテッドに今夏加入するのではないかと噂されている。マティッチは技術があり、エレガントな選手だけに、ユナイテッドのファンはポール・スコールズの引退を忘れさせてくれるかもしれない。本人も大きなクラブへの移籍を望んでいる。かつてチェルシーにヤングスターとして所属していた25歳のMFは再びプレミアリーグの舞台に戻ってくるのであろうか。

クリスティアーノ・ロナウド (ポルトガル)

ウェイン・ルーニーが退団しても寂しさをすぐに忘れさせてくれるのはかつてのエース、クリスティアーノ・ロナウドの名前に他ならない。レアル・マドリーのスターがオールド・トラッフォードに戻ってくるとなればたちまちオールド・トラッフォードは熱狂に包まれるだろう。8000万ポンドという史上最高の移籍金でレアル・マドリーへ渡ったロナウドは198試合で200ゴールを奪うなどレアル・マドリーで一回り大きく成長している。ロビン・ファン・ペルシーとのコンビはプレミアリーグ王座を防衛する可能性を大きく保証するようなものだ。噂段階ではあるが、ナニやエルナンデスらを現金化する事で獲得の実現性が大きくなるとも言われている。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介