テヘラン・タイムスは「セパハンのGMは、ズラトコ・クラニチャール監督が来季も指揮を執ることに合意していると話した」と報じた。
ニコ・クラニチャールの父親としても有名であるズラトコ・クラニチャール監督。2011年にモンテネグロ代表監督の座を追われた後、10月にイラン1部のセパハンと2年契約を結んだ。
初年度にリーグ優勝を勝ち取ってイラン最優秀監督賞を獲得し、今季もハズフィ・カップを獲得したほか、リーグでも3位に入り2014年AFCチャンピオンズリーグ出場を決めるなど結果を残しており、高い評価を得ている。
今夏契約が切れることもあって、今季7位と期待外れに終わりゴルモハマディ監督の解任がほぼ決まっている名門ペルセポリスが、来季の指揮官として彼を招聘するのではないかと噂されていた。
なお、クラニチャール氏は2009年にペルセポリスの指揮を執った経験があるが、その際には成績不振のために3か月で解任され、アリ・ダエイ監督に置き換えられている。
しかし、セパハンのジェネラルマネージャーを務めるアリレザ・ラヒミ氏によれば、クラニチャール監督はすでに残留に合意しているという。
テヘラン・タイムス
アリレザ・ラヒミ セパハンGM
「私は1か月前に彼と交渉を行い、すでに来季の残留について合意を得ているよ。我々は、クラニチャール監督が行っている仕事に満足しているんだ」