今から19年前の1994年のワールドカップアメリカ大会において印象的なゴール・セレブレーションを披露したのは元ブラジル代表FWベベト。鹿島アントラーズにも在籍した経験のあるブラジル代表のレジェンドが披露したセレブレーションは“ゆりかごダンス”として世界を駆け巡り、以降は子供が誕生した際の定番パフォーマンスの1つとなっている。

さて、この1994年のワールドカップで”世界中から祝福を受けた”と言って過言ではないベベトの息子、マテウスは、既に18歳となり父親の所属するフラメンゴでビッグクラブからの熱い視線が注がれる存在となっている。マテウスに興味を持っているのはユヴェントスとレアル・マドリーだ。特にユヴェントスとは長い間話し合いを続けているようだが、移籍についてブラジル代表のレジェンドは以下のように語っている。

「フラメンゴはもう彼をプレーさせるつもりはないよ。何故なら彼らは息子が旅立つことを理解しており、12月まで座っている気が無いとわかっているからだ」

「彼には本当にたくさんおオファーが集まっているよ。もしユヴェントスが5月10日までに全てを決めないのであれば、我々はレアル・マドリーとの取引に向かうよ。彼らは良いオファーを持っているからね。だが、ユーヴェのあとから来たんだ」

ベベトが『ガゼッタ・デッロ・スポルト』に語った所によれば、マテウスはユヴェントスかレアル・マドリーかで悩む状況にあるようだ。

名選手の息子が名選手になった例は少ない。しかし、世界から祝福を受け、元ドイツ代表の闘将、ローター・マテウスから名前を譲り受けた子供が今大きく羽ばたこうとしているのは間違いない。当時を知るサッカーファンに取っては、つい頬が緩むような話ではないだろうか。