マラガのスペイン代表MFイスコを巡って激しいバトルが繰り広げられているようだ。21歳のイスコは3000万ユーロに移籍金が設定されているが、ヨーロッパのトップクラブはこぞって獲得を狙っていると噂されている。

イスコに興味を持っているのはレアル・マドリー、バルセロナというスペインの2大巨頭に、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、チェルシーのプレミアリーグ勢だ。いずれのクラブも豊富な資金力を武器としており、イスコを獲得する可能性を大いに秘めている。

中でもレアル・マドリーやバルセロナは現実的な選択肢と噂されている。来季はワールドカップを目前に控えるシーズンであり、「イスコが移籍するのであれば、リーガ・エスパニョーラ内が良い」という無難な論調が両クラブへの移籍を後押ししている格好だ。

ユナイテッドについては、ポール・スコールズやダレン・フレッチャーらの後継者として期待していると報じられているが、本来のポジションとは異なるため、サー・アレックス・ファーガソンが本当に獲得を望んでいるかは謎だ。仮にユナイテッドに加入する事になれば、日本代表FW香川真司ともポジションを争う事になるだろう。

なお、チェルシーはファン・マタ、オスカル、エデン・アザールら似たような役割をこなす選手が多いため、イスコ本人はあまり望んでいないと噂されている。しかし、ジョゼ・モウリーニョが新監督になった場合、状況が変わるのではないだろうか。だがいずれにせよ実現の可能性は低そうだ。

シティは最も継続的に噂されているクラブだ。ダビド・シルバ、サミア・ナスリをバックアップできる選手に乏しいため、ロベルト・マンチーニはイスコを加える事で上手にターンオーバーさせたいと考えており、獲得に熱心だと報じられ続けている。プレミアリーグ王座奪還へ是が非でも欲しい選手だろう。

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