レアル・マドリーは、シーズン終了後の移籍市場でトッテナムに所属するギャレス・ベイルの獲得に動くと言われているが、同クラブの下部組織で若手選手の指導などに当たっているジネディーヌ・ジダンは「交渉の実現は可能」と見ているようだ。『Daily Mail』の中で以下のように語った。

「トッテナムは、4000万から5000万、もしくは、6000万ポンド級のオファーしか受けるつもりはないだろう。だが、世界のトップクラブの中にはこのクラスの大金を用意できるところはあるし、トッテナム側もその話を突っぱねることは難しいと思う」

「彼は今季ベストプレーヤーの仲間入りを果たしたが、まだまだ若く、ここから10年は成長できる。私は彼のようにスピードがあり、高いサッカーIQを持った選手は大好きだよ。彼ほどの力があれば、国内リーグやチャンピオンズリーグのタイトル獲得に大きな影響を与えるだろうね」

シティがロイスの獲得に動く?

今夏にボルシアMGからドルトムントに加入し、瞬く間に主力へ飛躍。ブンデスリーガにおいては12得点11アシストという出色の働きを見せ、チャンピオンズリーグでもチームの決勝進出に貢献するなど、年々その評価を高め続けるマルコ・ロイス。その高い価値から、当然ながらドルトムントも簡単に彼を手放すつもりはないだろうが、マンチェスター・シティは移籍実現の可能性を模索しているようだ。

『Daily Express』の記事によると、シティの指揮官ロベルト・マンチーニは、中盤の得点力強化を狙っており、来季のチームにはゴールを期待できる攻撃的MFを加えることを熱望。スコット・シンクレア、エディン・ジェコ、サミア・ナスリらを放出した上で、23歳のドイツ代表アタッカーの獲得に動く予定とのことだ。

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