マンチェスター・シティの来季のターゲットは、指揮官の母国イタリアに潜在するようだ。

ライバルであるマンチェスター・ユナイテッドのプレミア王者奪還を許したシティ。監督のロベルト・マンチーニは再び王者の座を手にするためにコーチのアンジェロ・グレグッチを母国イタリアへ視察のために向かわせた事が明らかになった。そのターゲットとして4人の選手の名が浮上している。

1人目のターゲットはウディネーゼのアタッカー、ルイス・ムリエルだ。フリウリの宝石はイタリア国内でも評価が高く、国外ではシティと共にバルセロナも注目していると言われており、コロンビア代表FWはビッグクラブへの飛躍が期待されている選手である。グレグッチは土曜日のカリアリ戦を視察したと言われている。

次なる噂はウディネーゼと対戦したカリアリのMF、ラジャ・ナインゴラン。インドネシア人の父とベルギー人の母の元に生まれたナインゴランは、昨年の夏のマーケットでユヴェントスやミラン入りが噂されたMFだ。ベルギー代表MFはボールスキルもあり、推進力、展開力も備えた万能型の選手として高く評価されている。

3人目はローマのDF、マルキーニョスだ。18歳のDFは昨年の夏にレアンドロ・カスタンのあとを追うようにローマに加入。将来を見据えての獲得であったが、センターバックや右サイドバックで起用されており、着実に経験を積んでいる。2011年U-17ワールドカップのブラジル代表キャプテンは対人守備や空中戦に強く、スケールの大きなDFだ。

最後はマルキーニョスの同僚であるエリック・ラメラだ。アルゼンチン出身のアタッカーは当代屈指の大器は着実に実力を発揮しているが、ローマの未来を支える選手だけに安価での売却は無いと見られている。

なお、マルキーニョスとラメラについてはムリエル、ナインゴラン同様に週末の試合がチェック対象であったと見られており、グレグッチが視察に訪れたと『TuttoMercatoWeb』が報じている。果たして来季イテハド・スタジアムに登場する選手はこの中から現れるのだろうか?

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