4月28日、ガルフニュース紙は「ブランコ・イヴァンコヴィッチ監督を解任したアル・ワフダは、ヨゼフ・ヒッケルスベルガー元監督を再招聘する」と報じた。

09/10シーズンにUAEリーグを制し、地元開催のクラブワールドカップに出場したことで知られているアル・ワフダ。しかしその後は低迷が続いており、昨季は6位に終わり、今季も23試合を終えて10勝2分11敗、7位と結果が出ていない。

そして、26日に行われたアジマンとのホームゲームを3-4で落としたことにより、アル・ワフダはブランコ・イヴァンコヴィッチ前監督の解任を決定。残り3試合の時点で指揮官が不在となり、勝ち残っているプレジデンツ・カップの準決勝を来週戦うことになる。

時間がないなかでアル・ワフダは、昨季までチームを率いていたオーストリア人指導者のヨゼフ・ヒッケルスベルガー元監督を再びチームに引き入れる意向を明らかにしているという。

アル・ワフダの広報担当者はガルフニュースに対してこのように話したという。

ガルフニュース

「シーズン途中に招聘できる監督としては、ヒッケルスベルガーが唯一の適合者であった。昨年クラブを去ったばかりで、選手を理解しているし、我々も彼の背景を知っている。彼は私たちの同志だ。良好な関係を構築しており、信用できる男だ。我々がもし電話をすれば、彼はここに来るだろう。

とても厳しく、多くの傷を負った恐ろしいシーズンだった。不運であったし、外国人選手はなんらチームの力にならなかった。監督も正しいポジションで選手を起用しなかった。

我々は来週の準決勝を戦うために、今すぐに変更が必要だったのだ。ヒッケルスベルガー氏の招聘においての問題は、唯一彼に十分な時間があるかどうかである」

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