4月23日、フランス・リーグアンのレンヌで監督を務めているフレデリック・アントネッティ氏が、クラブの公式サイトで今季限りの退任を発表した。

レンヌは2009年にフレデリック・アントネッティ監督が就任してから9位、6位、6位と上位をキープ。今季は序盤全く勝てずに解任論も囁かれるまでになったが、徐々に調子を戻して12月には一時4位にも浮上した。

しかし、アレッサンドリーニの負傷で再び苦しい状態となり、ここのところは公式戦9試合で勝利がなく、20日に行われたクプ・ドゥ・ラ・リーガ決勝でもサンテティエンヌに敗れ、タイトル獲得を逃している。

AFP&レンヌ公式

「今季の終わりとともに、4年間続いた私とレンヌとの素晴らしい冒険の日々も終わる。この困難なシーズンの終焉とともに、私はクラブを去ることに決めた」

「状況を明確にすることが重要だった。クラブは私が残した財産を運用していく準備を冷静に行うことが出来る。それは誰の目にも明らかなことだ。また、ジャーナリストも今よりも冷静になるだろうし、次の試合に集中できる」

「個人的には悲しさもある。まだ仕事をやり切っていないという感覚があるからね。スタッド・レンヌには明るい未来が待っているはず。私がクラブと接触して5年近くになったが、その間は成功できなかった。しかし、それに徐々に近づくことが出来たと思う。クラブは、正しい道を歩んでいるさ」

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