21日に行われたプレミアリーグ、リヴァプール対チェルシー。7位のリヴァプールは来季のヨーロッパリーグ出場権獲得も難しくなったとはいえ、2000年代に数々の名勝負を見せてきた相手とのホームゲーム。しかも、チェルシーの指揮官が当時リヴァプールの監督であったラファエル・ベニテスという因縁の一戦は、2-1とチェルシーがリードして迎えた後半アディショナルタイム、6分を超えたところでルイス・スアレスの劇的同点弾が決まり、2-2の引き分けに終わった。

チェルシーの2点目を自身のハンドによるPKで与えてしまったものの、最後の同点弾で帳消しにしたスアレス。しかし、試合後の話題は、彼が試合中に行った行為の方に集中した。

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残り20分を切ったところで、スアレスがチェルシーDFブラニスラフ・イヴァノヴィッチとの競り合い中、なんと相手の腕をガブリ。審判はこれを確認することができなかったがテレビカメラはしっかりその瞬間をとらえており、FAも今回の件に関して調査に乗り出したと伝えられている。

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ちなみに、スアレスの噛みつきが話題となったのはこれが2度目。アヤックスからリヴァプールへ移籍する直前、2010年11月のPSV戦でも相手のオトマン・バカルに噛みつき、このときは7試合の出場停止処分を受けている。

そうしたなか、“噛みつき"といえばこの人、1997年のイベンダー・ホリフィールド戦で相手の耳を噛み失格負けとなった元ボクシング世界王者のマイク・タイソン氏が、Twitter( @MikeTyson)でスアレスのアカウントをフォローしていたことが判明。

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スアレスの類稀な素質に気づいてしまった?

なお、今回の出来事に関して、スアレスはその自身のTwitterアカウントでイヴァノヴィッチに対し直接電話で謝罪したと語っている。

【試合のハイライト】

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