4月20日、スーパースポーツ・ドットコムは「イングランド・プレミアリーグのアーセナルが、ナイジェリア代表MFサンデー・ムバと接触している」と報じた。
サンデー・ムバは1988年生まれの24歳。欧州でのプレー経験はなく、これまで国内に留まってきたが、先日行われた2013年アフリカネイションズカップで活躍し名を上げたセンターハーフ。
当初はバックアッパーであったが、途中出場から好プレーを見せて大会中にレギュラーに定着。ベスト8のコートジボワール戦、決勝のブルキナファソ戦でゴールを決め、ベストイレブンにも選出された。
記事によれば、サンデー・ムバが所属しているウォリ・ウルヴズの会長を務めているピニック・アマジュ氏が、この交渉について明かしたという。
彼によれば、ウォリ・ウルヴズはムバの移籍に際して100万ドルの違約金を設定しているとのこと。ノルウェーのクラブが非公式に60万ドルを提示して来たこと、さらに彼の獲得を狙っていると報じられてきたエヌグ・レンジャーズにその支払い能力がないことも明かした。
「私はアーセナルから『サンデー・ムバを獲得したい』という連絡を日曜日に受けたよ」
「また、ノルウェーのクラブは、ムバがメディカルチェックを通過すれば契約し、60万ドルを我々に支払う用意があると話している」
「もしムバがエヌグ・レンジャーズでプレーしたいというのであれば、彼らと会談を持ち、話し合うつもりだ。しかし、レンジャースに我々が設定した100万ドルを支払う能力がないことは明らかだ」