ガーディアンは4月16日、「QPRがバークレイズ銀行から1500万ポンド(およそ22億円強)の借り入れを実施していた」と報じた。これは現在チームの会長を務めているトニー・フェルナンデス氏がクラブを買収してから初の融資となる。
エア・アジアのCEOとして知られるトニー・フェルナンデス氏は、2011年8月にQPRの株式を66%取得しオーナーに就任。プレミアリーグで上位に進出するため、共同オーナーであるミッタル一族とともに多額の資金を投資した。
その結果、11/12シーズンは2260万ポンドの損失を計上し、さらに先月の決算において債務が8900万ポンド(およそ125億円)という膨大な額にまで膨らんだことが明らかとなっている。
さらに今季は大型補強が結果に繋がらず、すでにプレミアリーグからの降格が決定的となり、来季の大幅な収入減少が避けられない状態となっている。