元インテルのクリスティアン・パヌッチが古巣を痛烈に非難している。
パヌッチは現役時代にミラン、レアル・マドリー、インテル、ローマなどを渡り歩き2010年に引退。その後サッカー解説者、パレルモのテクニカル・ディレクターを経て、現在は現役時代の恩師であるファビオ・カペッロの元でロシア代表のアシスタントコーチを務めている。そんな元イタリア代表DFは古巣インテルは全てをオーバーホールするべきと語っている。
「全てを変える必要があるよ。監督は混乱しているし、スカッドは充分じゃない」
「もしインテルが変わるならば、彼らは選手のショッピングリストを手渡す事ができる監督を雇うべきだ。彼らにはクオリティを上げる選手が必要だよ。重要な選手が必要なんだよ」
インテルの現体制下ではフロント主導の補強が行われているが、パヌッチは選手のクオリティが下がっていると指摘している。財政的にイタリアのクラブはワールドクラスの選手を獲得できる状況にないと言われているが、パヌッチからすれば監督に補強の権限を与える事も重要なファクターのようだ。