28日に行われたブラジル・カンピオナート・ガウーショ(リオグランデ・ド・スル州選手権)のグレミオ対クルゼイロ。
0-0で迎えた59分、自身が蹴ったキックの跳ね返りをキャッチしようとしたグレミオGKマルセロ・グロイだが・・・
飛び出しを一瞬躊躇したため味方のDFウェルレイと交錯しファンブル。そのこぼれ球をクルゼイロ(有名なクルゼイロとは別の小さなクラブ)のFWジョに左足をスッと出され決められてしまった。
この数年はブラジル代表経験もあるヴィクトルのバックアッパーとしてほとんど出場機会を得られなかったマルセロ・グロイ。しかし昨シーズン、ヴィクトルのアトレチコ・ミネイロ電撃移籍により正GKに昇格。全国選手権で32試合に出場し、クラブのコパ・リベルタドーレスの出場権獲得に貢献した。更なる飛躍が期待された2013年だったが、クラブは元ブラジル代表の守護神ジダを獲得。マルセロ・グロイは再びベンチを温めることとなり、この州選手権は力をアピールする絶好の舞台だったのだが・・・。
この連携ミスによる失点もあり、グレミオはホームで1-2と敗れている。