イングランド・プレミアリーグのアーセナルは29日、公式サイトで今夏の日本ツアーが決定したことを発表した。7月に来日し、J1の名古屋グランパスと豊田スタジアムで対戦する。以下、全文。


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アーセナルフットボールクラブはファーストチームのスカッドがプレシーズンツアー2013の一環として日本の名古屋で試合できることを喜んでいます。

この訪問はアルセーヌ・ヴェンゲルのアーセナルチームが彼の古巣である名古屋グランパスと対戦する事になります。名古屋グランパスはヴェンゲルがアーセナルのマネージャーになる前に1995年から1996年の間、18ヶ月指揮を取ったチームです。

試合は45000人収容の豊田スタジアムで2013年の7月22日の月曜日に開催され、アーセナルはJリーグの名古屋グランパスとの間で試合を執り行います。アーセナルのファーストチームが日本で試合するのは1968年の5月以来の事です。その時、クラブは4試合を行いました。

サイト上でアーセナルのチーフ・エグゼクティブのイヴァン・ガジディスは以下のように語っている。

「アーセナルの全員が7月にアジアツアー2013の一環として日本を訪れる事を楽しみにしています。アーセナルのファーストチームは40年以上日本を訪れていませんでしたし、我々は皆、この素晴らしい国に滞在する中で、日本にいる多くの誠実なアーセナルサポーターと出会う機会に非常に興奮しています。日本を訪れることは選手やスタッフだけではなく、アーセナルに加わる前に名古屋グランパスの監督として成功の時を過ごしたアルセーヌにとってもスペシャルなものになるでしょう」

「我々は夏に3年連続でアジアを訪れる事を誇りに思っています。さらにインドネシアと日本を訪れる事をアナウンスしました。我々はアジアツアー2013についてさらなる詳細を近いうちに公表したいと思っています」

指揮官のアルセーヌ・ヴェンゲルは以下のように語っている。

「アーセナルの全員が7月にアジアツアー2013の一環として日本を訪れる事にエキサイトしています。日本はもちろん、名古屋は私にとってとても特別です。私は日本で働いていた時にたくさんの素晴らしい思い出があります。そして、名古屋グランパスと共に成功を楽しみました。私は多くの素晴らしい友人と夏に再会できるのを楽しみにしています」

「日本の人々は本当にフットボールについて博識であり、スポーツに対して大きな情熱を持っていますし、プレミアリーグとアーセナルが日本に多くのサポーターを抱えている事を知っています。選手にとっても日本の人々にとってもエキサイティングな訪問となるでしょう。そしてまた、2013-14シーズンに向けた素晴らしい準備になるはずです」

2013年のアジアツアーでアーセナルは3年連続アジアへプレシーズンツアーを行う事になります。2011年の7月、アーセナルのファーストチームは中国の杭州とマレーシアのクアラルンプールを訪れそれぞれの国で試合を行いました。また多くの活動にサポーターと共に参加しています。

2012年は再び中国を訪れ、北京の鳥の巣スタジアムで試合を行い、香港にも行きました。また再びマレーシアも訪れており、クアラルンプールのナショナル・スタジアムで試合を行いました。このツアーの間、アーセナルの選手とアジアの情熱的なサポーター達とを巻き込んだ多くの活動が企画されました。

ジャカルタと名古屋での試合について、チケットなどのさらなる詳細は後日アナウンスします。

クラブは現在、この夏のアジアでのさらなる行事についての企画をできるだけ早く公開できるように話し合っています。

アーセナルフットボールクラブは3年連続でのアジアツアーの為に協力してくれているProEventsに感謝いたします。


また、 名古屋グランパスのオフィシャルサイトでもこの試合についてアナウンスされており、それによれば 【日時・会場】は2013年7月22日(月)豊田スタジアムで19時30分キックオフ予定、【チケット料金】はS席12,000円(プログラム付)~、ゴール裏は大人5,000円、小・中3,000円で販売は5月を予定しているが、詳細については決定次第発表するとのこと。

以下はストイコビッチ監督のコメント(名古屋グランパスのオフィシャルサイトより)

「長年、名古屋を応援していただいていたサポーターの皆さんにとっては、95年、96年にチームを率いていたベンゲル監督の姿を久しぶりに見ることができるのは、大きな喜びだと思いますし、私も大変嬉しく思います。」

「そして、アーセナルという世界の中でもトップクラスの素晴らしいクラブチームを、名古屋に迎えることができることは、非常に光栄なことです。」

「ベンゲル監督にとっては、17年ぶりに名古屋の"家"に帰ってくることになりますし、サポーターの方々もベンゲル監督に会える良い機会です。」

「この素晴らしい機会を与えていただいた、関係者の皆さんに感謝の気持ちをお伝えするとともに、皆さんと一緒に存分に試合を楽しみたいと思っています。」

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