マンチェスター・ユナイテッドのクラブ史上最高の出来事といえば、やはり真っ先に挙がるのは1998-99シーズンのトレブルだろう。リーグ、カップ、チャンピオンズリーグの三冠は黄金時代のリヴァプールすら成し遂げたことがなく、しかも三冠目があの「カンプ・ノウの奇跡」であったことから、彼らの偉業は今後も長く語り継がれていくことに違いない。
その当時、抜群のコンビネーションでゴールを量産したのが、アンディ・コールとドワイト・ヨークのいわゆる“ホットセット”。先日、ユナイテッドのベッティングパートナーであるBwinの企画で久々にコンビを再結成し、現役のウェイン・ルーニー、ダニー・ウェルベック、ハビエル・エルナンデスとこんな変わった対決を行った。その名も「Telepathic football(テレパシー・フットボール)」。
完全に視界が隠れているのか、何度リテイクがあったのかなど野暮なツッコミはひとまず置いておき、最後はルーニーの見事な目隠しボレーで決着。CLで敗退したため残念ながら今季のトレブルはなくなってしまったが、1999年以来となるリーグとカップの二冠を目指し、ユナイテッドは30日にサンダーランド(プレミアリーグ)、4月1日にはチェルシー(FAカップ準々決勝リプレイ)と対戦する。
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