2014年に行われる本大会に向けて、現在各地でAFCチャレンジカップ予選が開かれている。22日からフィリピンで開幕したグループEには、地元フィリピンの他、カンボジア、トルクメニスタン、ブルネイが参加していた。
しかし、ブルネイは開幕を1日前に控えた21日に、「予選に参加することが出来ない」と辞退を発表。その結果、ブルネイが戦うはずだった3試合については全て相手側が3-0で勝利したという扱いになり、今日行われる最終節を前にフィリピンとトルクメニスタンが本大会出場を既に決めている。
AFCはこの突然の試合放棄に対して現在調査を行っており、制裁を検討していることを発表している。
ブルネイサッカー協会の事務総長を務めているヌール・アブドゥラ氏は、AFP通信に対してこのように話した。しかし事態に至った理由については明らかにしなかったという。
「撤退は『不測の事態』に起因する。我々はAFCのメンバーであり、法令は遵守しなければならない。しかし、AFCが我々の問題を理解し、配慮してくれることを願っている」
ルール上では、大会を辞退し試合の開催を不可能にした際には、それによって生じた経済的損失に対しての保証金を支払うことに加え、次回の大会への参加資格が停止される。