3月22日、フランス2部・リーグドゥのASモナコは、公式サイトで「フランスリーグ取締役会で決定された新しい規制に反対する」と発表した。

LFP(リーグ・ドゥ・フランス・プロフェッショネル)は木曜日に取締役会を行い、投票の上で新しい規制の導入を決定した。それは「フランスリーグに参加する全てのクラブは、フランス国内で管理され、同じ税制の上で戦うものとする」という内容である。

これで難しい立場となったのは、フランス南東部にあるモナコ公国に本拠地を持つASモナコである。

有名な話であるが、モナコは多くのセレブと呼ばれる裕福な人々が居住することで知られている小国。物価は非常に高いものの、ほとんどの収入、資産に税金が掛からない制度となっている。その恩恵を受けてきたクラブにとっては大きな痛手となる。

「ASモナコは2013年3月21日に行われたLFPの理事会の決定について、驚くべき結果となったとを表明する。

モナコは野心的な開発に取り組み、フランスのサッカー全体の利益を提供してきた。この決定はこれまで選手権で十分に力を発揮してきたクラブ、チームを不安定にするものだ。新たな規制は、フランス国内及びヨーロッパのコンペティションから我々を除外できる可能性を持ち、ASモナコの存続を危険に晒すものである」

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