3月22日、イングランド・プレミアリーグのノーリッジ・シティは、「スポルティング・リスボンからオランダ代表FWリッキー・ファン・ウォルフスウィンケルを獲得することに合意した」と発表した。契約は7月1日からの4年間で、移籍金については明らかにされていないが、先日ポルトガルのメディアが報じたところによれば1000万ユーロだとのこと。

リッキー・ファン・ウォルフスウィンケルは1989年生まれの24歳。フィテッセの下部組織で育成されたFWで、得点能力に優れたストライカー。低い位置でもプレーする事は可能だが、どちらかと言えば前線で我慢でき、巧みにゴールを奪うタイプの点取り屋である。

2009年にユトレヒトへ移籍し、2シーズンで26得点を記録。11/12シーズンには510万ユーロでポルトガルへと渡り、スポルティング・リスボンのエースとして初年度からレギュラーで活躍。これまで48試合に出場して22ゴールをあげている。

ノーリッジ・シティの監督を務めているクリス・ホートンは、リッキーの獲得に対してこのようにコメントを発表した。

「リッキーは我々にぴったりのFW。若く、野心的で、実績のあるストライカーだ。彼は点取り屋としての血が流れており、個人的な目標のためにもイングランドでプレーする事に熱心である。既に素晴らしい才能を持っているが、まだまだ伸びしろもあるよ」

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