アメリカ、メキシコ、コスタリカ、ジャマイカ、ホンジュラス、パナマの6チームで争われている2014年W杯北中米カリブ海、4次(最終)予選。
その第2節が22日に行われたが、コロラド州デンバーにある「ディックス・スポーティング・グッズ・パーク」でのアメリカ対コスタリカ戦は大雪のなかでの試合となった。
雪だけでなく強風も吹きすさぶなか、駆けつけた1,9374人(ソールドアウト)のサポーターの前でアメリカはクリント・デンプシーのゴールにより、1-0で勝利を収めた。
試合前から終わりまでスタッフによる懸命の除雪作業も行われていたそうで、午後8時にキックオフされたこの試合は気温マイナス1.9度という凍てつくような寒さのなかでの戦いだったそう。(アメリカサッカー協会のHPより)
決勝点のデンプシーは「(ゴールは)ラッキーなこぼれ方だった。もし外していたら、一晩中泣いていたろうね」、「(雪で)見るのも難しかった。後半になると雪は足首を越えるほどになって、ほぼプレーできないようだった」とコメント。
なんでも、コスタリカのピント監督はエルサルバドル人のアギラル主審に試合をサスペンデッドにするよう求めたものの、アメリカ代表のクリンスマン監督は続行を望んだそう。 「止めたくなかった。アドバンテージを保って終わらせたかった。そういうわけで、ピッチに行って私の下手なスペイン語でレフェリーに口出ししたんだ。『我々は試合を止めない。(問題なのは?)ラインだけだ』」 、「彼らはラインをきれいにして、プレーを続けた。審判団ははっきりしていた。彼らは全てはラインのことなんだと言った。どちらのチームもプレーするのがとても難しかった」
一方のピント監督は試合中も試合後も怒っていたようで、「私は(試合を)止めるよう求めた。サスペンドにするべきだった。コスタリカと観客に対する無礼な行為だ」と述べたそう。
MFジャーメイン・ジョーンズもこのとおり(アメリカ代表のInstagramより)
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ