3月6日、AFP通信は「イングランド・プレミアリーグのアーセナルFCは、ベトナムで親善試合を開催することに合意した」と報じた。ただしアーセナルの公式WEBも、ベトナムサッカー協会も、現在のところ正式な契約には至っていないと発表しているため、続報が待たれる。
記事によれば、ベトナムサッカー協会の広報を務めているグエン・ラン・チュンが、取材に対してこう話したという。
「ベトナムサッカー協会とアーセナルFCは、7月17日にハノイのマイディン・ナショナル・スタジアムで親善試合を行うことで合意に達した。ただし正式な契約にはまだサインされていない」
その交渉のためベトナムを訪れているアーセナルのチーフ・コマーシャル・オフィサー、トム・フォックス氏も、クラブの公式ウェブサイトで交渉が上手く進んでいることを明かしている。
「最初の交渉はとても上手く行っている。近い将来に我々のプレシーズンツアーの活動の内容を発表できると思う。クラブ、並びに選手は、過去二年間にアジアでのツアーを楽しみ、成功させた。今年もこの地域を訪れることが出来るのを楽しみにしている」
既にアーセナルは今年アジアツアーを行うことを発表しており、7月にインドネシア・ジャカルタを訪れることは確定している。ただし詳細な日程、対戦相手などはまだ発表されていない。
アーセナルは昨年、一昨年にもアジアを訪れている。2011年はマレーシア、中国を訪れ、2012年は加えて香港でも親善試合を行っている。
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