ついに開幕を迎えた2013年のMLS。そんななか、ポートランド・ティンバース対ニューヨーク・レッドブルズの一戦は手痛いミスあり、ゴラッソありと盛り沢山な試合となった。

ティンバースは新戦力のDFミカエル・シルヴェストル、ライアン・ミラー、MFディエゴ・バレリ、FWホセ・バレンシアらがこの一戦でデビューしたが、 ある意味で明暗分かれる結果となった。

散々なデビューとなってしまったのが、元フランス代表DFミカエル・シルヴェストル。35歳のベテランは味方GKドノヴァン・リケッツとの連携ミスから相手に先取点を許すと、チームが同点に追いついた後の前半23分にもロングボールの処理を誤り失点のきっかけとなってしまった。

そんななか、輝きをみせたのが2点に絡む活躍を見せたディエゴ・バレリ。ラヌースからローンでやってきた26歳の元アルゼンチン代表MFは前半13分に一時同点とするこのゴラッソ↓

バレリは後半にもミドルシュートからFWナグベの同点弾を呼び込むなど、幸先のよいデビューとなった。パスとFKに優れたオフェンシブMFながらセンターハーフもこなせるバレリはポルトやアルメリアでもプレーした経験がある。

白熱の試合はティンバースが2点差を追いつき、3-3の引き分けで終了。 試合後、ティンバースのポーター監督はバレリについて「彼は非常に素晴らしかった。彼にはそれだけの価値があるし、才能もある。タイトなスペースで非常にクレバーにプレーし、相手チームをこじ開けることができる」と激賞した一方、 失点シーンについては「2つのゴールは我々が相手に与えたようなものだ」とも述べた。

シルヴェストルは新天地でのデビューを迎えるにあたって、「35歳の選手としての役割を果たすためにここにいる。私には多くの経験があるが、MLSやチームメイトたちから学ぶこともしている」と話していたが、痛恨の試合となってしまった。

なお、昨シーズンはティンバースでプレーし、今季からレッドブルズに加わったDF木村光佑はこの試合にスタメン出場し、試合終了間際までプレーした。

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