前編に引き続き、この夏起こりうる注目の移籍トップ20をご紹介!

【10位】 メスト・エジル
レアル・マドリー → バイエルン・ミュンヘン

既にレアル・マドリーのスターであり、創造性溢れる輝きでクリスティアーノ・ロナウドのゴールを演出するエジル。チームに欠かせない10番ではあるが新しくバイエルン・ミュンヘンの指揮官に就任するジョゼップ・グアルディオラがエジルの獲得を狙っているという。レアルがエジルを手放すとは思えないが、噂されるギャレス・ベイルやダビド・シルバの獲得が実現した場合は放出も大いにあり得るだろう。なお、その場合は5000万ポンドの移籍金が必要になるという。

【9位】 マルアヌ・フェライニ
エヴァートン → チェルシー、マンチェスター・ユナイテッド

ベルギー代表MFはこの夏でエヴァートンを離れることが濃厚だろう。1月のマーケットでの移籍も噂されたがシーズン途中での移籍は考えづらく現実的なのは夏のマーケットだ。売却条項として2300万ポンドの値が付けられているが、チェルシーとマンチェスター・ユナイテッドは25歳のMFの獲得に熱心だ。特にフランク・ランパードが退団濃厚なチェルシーは売却条項満額での獲得も辞さない覚悟と言われている。ユナイテッドについてはサー・アレックス・ファーガソン監督のお気に入りの1人であるとこれまで伝えられてきているが、最近は大きな動きが報じられていない。なお、アーセナル、マンチェスター・シティらも獲得に興味を示している。

【8位】 ダビド・ビジャ
バルセロナ → アーセナル

1月のマーケットで移籍目前と言われたバルセロナのスペイン代表FWのアーセナル加入だが、エミレーツ・スタジアムへの到着はどうやら夏のマーケットになるようだ。アーセナルは1700万ポンドの移籍金でビジャ獲得を狙ったが、バルセロナはシーズン中の売却を望んでいなかった。夏のマーケットでは売却に乗り気と言われており、移籍は決まるのではないかと言われている。なお、バルセロナはアーセナルのDFトーマス・ヴェルマーレンに興味があり、交換取引が行われるのではないかと言われているが、ヴェルマーレンはアルセーヌ・ヴェンゲル監督の信頼が厚く、本人が望まぬ限りは放出される事は無いだろう。

【7位】 ダビド・シルバ
マンチェスター・シティ → レアル・マドリー

レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長が会長選挙の公約として掲げているのはマンチェスター・シティの司令塔、ダビド・シルバだ。シティに加入する際も噂になった移籍であり、これまでも継続的に話が浮上してきたが、今回は3500万ポンドの資金でシルバをサンチャゴ・ベルナベウへ連れてこようと考えているようだ。なお、この移籍はメスト・エジルをバイエルンへ移籍させるかにも関係してくると言われている。

【6位】 アレクシス・サンチェス
バルセロナ → マンチェスター・ユナイテッド、ユヴェントス、リヴァプール

チリ代表のアタッカーは今季限りでカンプ・ノウから離れるというのが最近の噂だ。本日報じた通り、リヴァプールとユヴェントスが獲得に乗り気であり、ウディネーゼからバルセロナへ移籍する前に獲得を希望していたマンチェスター・ユナイテッドも獲得を狙っている。特にユナイテッドはナニとアシュリー・ヤングの負傷でウィンガーが不足しており、サンチェスの獲得に期待を寄せているようだ。  

【5位】 エディンソン・カバーニ
ナポリ → マンチェスター・シティ、チェルシー

PSGが獲得を狙っていると言われているが、ウルグアイ代表FWがプレミアリーグへ渡る事は決定的だろう。マンチェスター・シティとチェルシーは世界最高クラスのアタッカーを獲得するために大金を準備して待っており、プレミアリーグのブランド力を考えるとPSGよりもシティかチェルシーに加わる可能性が高い。5200万ポンドの売却条項通りの移籍金が支払われる事が濃厚で、マリオ・バロテッリを既に移籍させ、カルロス・テベスとエディン・ジェコに移籍の可能性があるマンチェスター・シティはカバーニ獲得が最優先事項のようだ。とはいえこの二つのクラブはアトレティコ・マドリーのラダメル・ファルカオでも強豪しておりいずれかがいずれかの選手を獲得するのではないかという見方も存在する。

【4位】 ラダメル・ファルカオ
アトレティコ・マドリー → チェルシー、マンチェスター・シティ

スペインのメディアが積極的に報じているのファルカオのイングランド上陸だ。コロンビア代表FWは既に英語を勉強していると報じられており、チェルシーのフェルナンド・トーレスの理想的な代役になると言われている。ファルカオの獲得に興味を示すのはマンチェスター・シティ、PSGの巨大資本を持つクラブだけではなく、アーセナルとバルセロナも興味があるようだ。しかし、チェルシーのロマン・アブラモヴィッチオーナーはファルカオ獲得を第一目標にしているようであり、チェルシーが激戦を制す可能性が高そうだ。

【3位】 ギャレス・ベイル
トッテナム → レアル・マドリー

今季トッテナムがチャンピオンズリーグ出場権を逃した場合、ウェールズのスターが移籍するのはほぼ間違いなさそうだ。レアル・マドリーは心底ベイルを欲しがっており、5000万ポンドと言われる移籍金を支払う覚悟ができているという。今季のベイルは更なる成長を示しており、両サイドでプレーできる点がエースのクリスティアーノ・ロナウドを更に引き立てるのではないかと考えられている。バイエルン・ミュンヘンやPSGも競合と言われているがポール・ポジションにあるのはレアル・マドリーで間違いない。

【2位】 ルイス・スアレス
リヴァプール → マンチェスター・シティ

今季もリヴァプールを救う活躍をしてきたのがウルグアイ代表アタッカー、ルイス・スアレスだ。しかしリヴァプールのエースの獲得を目論んでいるのがマンチェスター・シティの指揮官であるロベルト・マンチーニ。スアレスをイテハド・スタジアムへ連れていくために4000万ポンドのオファーを提示するのではないかと言われている。マンチェスター・シティはエディンソン・カバーニの獲得も進めており、ウルグアイ代表コンビがシティで共演するかもしれない。リヴァプールとしては絶対に手放せない選手であるが、守りぬく事はできるのだろうか?

【1位】 クリスティアーノ・ロナウド
レアル・マドリー → マンチェスター・ユナイテッド

今回のランキングでトップに浮上したのはクリスティアーノ・ロナウドのマンチェスター・ユナイテッド復帰説だ。これまでも数多く報じてきた通り、ロナウドがレアル・マドリーとの契約延長交渉を延期していることやサー・アレックス・ファーガソンとの緊密な関係が復帰の根拠だ。もし本当にサンチャゴ・ベルナベウを去るとなれば5500万ポンドで買い戻す事ができると言われている。なおロナウドについてはPSGへの移籍も噂されているが、マンチェスターへの帰還の方が現実的だろう。

(筆:Qoly編集部 L)

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