ここから何人が新戦力に?

先日、当Webサイトでも報じたように、イングランドのマスメディアなどは、「今夏にアーセナルが大型補強に動くのではないか?」とシーズン終了後の彼らの動きを予想しているが、このニュースが配信されて以降、様々なサッカーWebサイトではその情報を元にした「アルセーヌ・ヴェンゲルの獲得希望リスト」を占う記事などが人気に。

今回は、英国の人気Webサイト『caughtoffside』が推測する獲得候補10人をみてみよう。

まず、新たな守護神候補として注目されているのが、リヴァプールのペペ・レイナ。ポーランド代表GKヴォイツェフ・シュチェスニが成長を見せているとはいえ、まだまだ安定感には欠けることから、ヴェンゲルはベテランGKに関心。特にレイナについては数シーズンに渡って獲得の可能性を模索しているとのことだ。なお、この希望がかなわない場合は、シモン・ミニョレ(サンダーランド)、アスミル・ベゴヴィッチ(ストーク)、ミシェル・フォルム(スウォンジー)らを狙うのではないかとみられている。

次に関心が集まるのが最前線の補強だ。ここは引き続き予てより噂があったダビド・ビジャの引き入れに動くのではないかと言われているが、バルセロナ側が放出に難色を示しており、移籍金3300万ポンドでしか交渉は動かない模様。そのため、その代案として、フィオレンティーナのステファン・ヨヴェティッチにも照準を合わしているが、こちらはフィオレンティーナが退団に備え始めたこともあり、比較的スムーズに話がまとまるのではないかと予想されている。

また、創造性豊かなミッドフィルダーの確保も話題の一つである。『Daily Mail』が率先して取り上げているネタであるが、彼らの記事によると、マルコ・ロイス、マリオ・ゲッツェはヴェンゲルがかなり気に入っているらしく、アーセナルの黄金期に必要不可欠であったクリエイティビティ―を再興させるキーマンとしてカウントしているとのことだ。

そして、最後はアレクサンドル・ソングの退団により、大きく下がった中盤の守備力問題。アンカーマンとして、抜群の存在感を見せていたカメルーン代表MFがバルセロナに去った後、多くのグーナーはその代役獲得を信じていたが、その夢は叶わず、現状はミケル・アルテタに汗かき役をお願いするか、フランシス・コクランの成長、またはアブ・ディアビの完全復活を待っている状態である。そのため、この問題は最重要課題として挙げられているが、現時点では、その解決策として白羽の矢が立っているのがフランス代表MFエティエンヌ・キャプー。DFラインもこなす守備力と抜群のパワーは、まさにソングの穴埋め役としてうってつけの人材。同じく関心を抱いていると言われるセルティックのケニア代表MFヴィクター・ワニャマも同タイプの守備的ミッドフィルダ―である。

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