「シドニーで生まれた家族にとって、どちらを選択するかは明白」

先日オーストラリア・AリーグのシドニーFCに入団することが発表されたDFルーカス・ニール。

彼はメルボルン・ハートのキャンプに参加し、契約が間近だと報道される中で、突然シドニーFCへと方針転換をした。オーストラリアン紙のインタビューで、その交渉についての内情を明かした。

「もし過度に入団への期待を抱かせてしまったならば、メルボルン・ハートの首脳陣、ジョン・アロイージ監督、コーチのヘイデン・フォックスには謝りたい。

僕の状況について明らかにしたい。メルボルン・ハートに入団するチャンスが与えられたことには興奮したし、それが表に出たことが影響したんだろう。しかし、どこか一つのクラブに決めるような段階にはなかった。

シドニーに入団するチャンスが巡ってきたときは…とても難しい判断だったが、僕たちシドニーで生まれた家族にとっては、どちらを選択するかは明白だった。最終的な段階まで、お金の話はなかったよ。ただただ、サッカーの面で選んだものだ。

お金で選んだものではないことははっきりさせておきたい。メルボルンから10万ドルのオファーを受けていたことが文書化されている。そしてシドニーとは7万ドルでサインした。まあ、それだけ言えば十分だろう。

僕はただユニホームを着るためだけにここに来たんじゃない。シドニーをプレーオフ圏内まで引き上げたい。それからは何だってできる。体調に関しては問題ない。1月には5試合でプレーしているんだからね。それほどトップコンディションから離れた状態にはないよ」

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