ブルーノ・メツの退団から立ち直れず
2月17日、UAE1部のアル・ワスルは「ギー・ラコンブ監督を解任することを決定した」と発表した。
後任にはUAE U-19代表監督の経験を持っているイード・バルート氏が招聘されている。暫定を含めれば、この7ヶ月でアル・ワスルを率いた監督はなんと5人目となる。
昨季チームを率いていたディエゴ・マラドーナ氏を解任し、今季ブルーノ・メツ氏を指揮官に迎えてシーズンをスタートさせたアル・ワスル。しかしブルーノ・メツ氏は10月に健康問題のため(大腸がんであると言われている)辞任を余儀なくされた。
その後はアシスタントのジレス・モリソー氏が暫定的に指揮を執っていたが、アル・アインに5失点で大敗するなど成績が低迷し、やはり正式な監督が必要と言うことで11月にギー・ラコンブ氏が8ヶ月の契約で招聘された。
しかし監督の交代が勝利には繋がらず、15日に行われた第16節ではアル・アハリに4-0と完膚なきまでに叩きのめされ、リーグ3連敗を喫し、14チーム中9位という位置に沈んでいる。
なお、UAE1部リーグでは今季に入ってアル・イティハドが二度、アル・フジャイラ、アル・シャーブ、アル・ジャフラがそれぞれ一度指揮官を交代している。
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