今年1月にFAカップ4回戦でリヴァプールを破ったオールダム・アスレティック(3部)がまたも見事な試合を見せた。 16日、オールダムはホームにエヴァートンを迎えてFAカップ5回戦を戦い、試合終盤まで1点のリードを許すも後半アディショナルタイムの劇的同点弾により、リプレイ(再試合)に持ち込むことに成功した。

試合後、オールダムのフィリスクリク暫定監督は「夢のような結果だ。クラブの視点からすれば、エヴァートンと引き分けられたことは非常に大きい」と話し、一方のモイーズ監督も「オールダムはリプレイに十二分に値した」と述べた。

そんななか、この試合を迎えるにあたってオールダムの選手たちにはこんなお達しが出ていたとか。

 

ロッカールームのドアに張り出されていたという書面にはクラブ幹部ニール・ジョイのサイン入りで、『ホームユニフォームが不足しているので、エヴァートン戦では交換しないこと』との文言が。

ただ、このお達しは守られていなかったようで、レイトン・ベインズとユニ交換をしてしまったというオールダムFWジョセ・バクスター(元エヴァートン)は「みんな我を忘れていて、あの通知のことをまったく考えていなかった」 、「(次の試合がある)火曜日までに十分なユニフォームが揃うことを願ってるよ」と述べたそう。また、劇的同点ゴールを決めたFWマット・スミスは得点後にユニフォームを観客のもとに投げ入れてしまったとか(その後どうなったかは不明)。

オールダムは財政的に厳しい状況にあるためこのような要請を選手たちにしていたようで、フィリスクリク暫定監督も「大変な状況にあるので、グディソン・パークでのもう1試合が我々にとって財政的にどういった意味があるのかについて私はきちんと認識している」と話していた。

【マッチハイライト】

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