IOCは「事前の計画ではない」と判断
2月13日、スポーツソウル紙はロンドン五輪銅メダルの授与が決定された韓国代表MFパク・ジョンウのインタビューを掲載した。
パク・ジョンウは「独島セレモニー」が問題になったことによって6ヶ月の間心理的に難しい状況にあったと話し、「良い経験をした」と明かしている。
「銅メダルを頂くことが出来た。友人と一緒に表彰台に上がったのと同じだ。多少時間は掛かったが、一生忘れられない良い経験をしたよ。
どのような結果が出ても受け入れようという気持ちで髭を剃って臨んだ。新しい出発という意味もあってね。とにかく当時の状況を正確に知らせたいという心だけだった。委員がそれを受け入れてくれたので、良い結果に繋がった。
スイスに発つ前に、家にメダルを保管する場所として真ん中のスペースを空けていった。すぐにそこに飾りたいと思う。助けて下さった大韓体育会、韓国サッカー協会の関係者の方々、応援と激励をして下さった国民皆さんに感謝の言葉を伝えたい。
今回の事件によって、心理的にも身体的にも難しい状況になり、パフォーマンスが不十分だった。これからさらに熱心に働き、必ずいいプレーを見せられるように頑張る。Aマッチ二試合には出場できないが、復帰できるように努力する」
朝鮮日報紙が報じたところによると、IOCの広報担当者であるマーク・アダムス氏は、パク・ジョンウにメダルが授与されたことについて「スポーツマンシップが証拠」と話したという。
「パク・ジョンウの『独島セレモニー』は、事前に計画されて行われたものではなかったと判断された。試合終了直後に日本の選手に対してスポーツマンシップを見せたことがそれを証明している」