「西欧のマーケットは既に閉じられている」

2月12日、AFP通信はナイジェリア代表MFサンデー・ムバを特集。本人のコメントと代理人のインタビューを掲載した。

先日行われたアフリカネイションズカップで、大会途中にポジションを掴んでチームを優勝に導いた彼は、数少ない国内組の選手。かつて2007年にエルチェ(スペイン)からのオファーに対して当時所属していたエヌグ・レンジャースが多額の移籍金を要求して破談となった経験を持つ。その後長らくナイジェリアに留まらざるを得ず、チャンスを掴めなかった。

現在彼にはドイツ・ブンデスリーガのバイヤー・レヴァークーゼンが興味を持っていると報じられている。ムバも欧州移籍を希望しており、このようなコメントを残している。

「出来ることなら、アフリカネイションズカップで勝ち取った結果を元に、ヨーロッパに移籍したいね」

しかし、代理人を務めているヴィンセント・アルモナ氏は「今は非常に難しいタイミング」と話す。

「アフリカネイションズカップでの活躍を元に海外移籍が出来れば、彼のキャリアにとって進歩だ。

しかし、これは難しいことだ。西欧のマーケットは既に閉じられている。ウクライナやロシアならばまだチャンスがあるが、ムバのキャリアを考えればジレンマだ。今移籍するか? それとも7月まで待ってドイツ、フランス、スペインのマーケットが開いてからにするのか?

彼には良いアドバイザーが必要だ。そして彼の選択は、確実に2、3年後大きな影響を及ぼすことになる」

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