ベルカンプと共にアカデミーの監督候補に浮上

元フランス代表で現在はマンチェスター・シティの幹部であるパトリック・ヴィエラにアーセナル帰還の噂が浮上した。

かつてアルセーヌ・ヴェンゲルの元で世界的な選手へと開花したヴィエラは、その後ユヴェントス、インテル、マンチェスター・シティと移籍し2011年で現役を引退。36歳の今はシティの幹部として職責を担っているが、アーセナルのアカデミーの監督として古巣に復帰する可能性があると『Daily Mail』が報じている。

ヴェンゲル監督は現在アカデミーの監督を務める元アイルランド代表MFのリアム・ブレイディの代わりにレジェンドの招聘を考えており、ヴィエラと元オランダ代表FWで現在は古巣のアヤックスでアシスタントコーチを務めるデニス・ベルカンプがその有力な候補となっているようだ。現在はライバルクラブの幹部であるヴィエラだが、現在のアンバサダー的な役割よりも指導者の方向性としてヴェンゲル監督と再び組むチャンスを魅力的に感じているようだ。一方、現役時代「アイスマン」の異名を取ったベルカンプは現在アヤックスでフランク・デ・ブールを支える役割を担っている。既に指導者の道に進んでいるベルカンプよりもヴィエラの方が可能性が高そうだ。

なお、同紙ではバルセロナのダビド・ビジャ獲得をアーセナルが諦めており、フィオレンティーナのモンテネグロ代表ステヴァン・ヨヴェティッチがNo.1ターゲットであると報じている。これはアンドレイ・アルシャヴィンに払った1500万ポンドを大幅に超える2500万ポンドの移籍金が必要となる移籍金だが、「次のロビン・ファン・ペルシー」としてヴェンゲルが大きな期待を寄せている証であるとの事。

二人のレジェンドの現役時代のアーセナルでの成績は、ヴィエラが9シーズン 406試合 34ゴール、ベルカンプは11シーズン 423試合 120ゴール。


(筆:Qoly編集部 L)

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