2013年1月30日(水) - ムボンベラ・スタジアム(ネルスプロイト)
Togo
1
1-1
0-0
1
Tunisia
ガクペ
13'
得点者
30'
ムイルヒ(PK)

コートジボワールが首位突破を決め、アルジェリアが敗退が決まっているグループD。この試合の結果ですべてが決まる状態の中、トーゴがチュニジアと辛くも引き分けて2位を守り、歴史上初の決勝トーナメント進出を達成した。

試合序盤は意外にも引き分けでもOKなトーゴがペースを握る。チュニジアの攻撃に出る意識を利用して、アデバヨルが下がってボールを納め、その瞬間にガクペとフロワ・アイテが追い越すという形でカウンターを決め、13分に先制。

アデバヨルがバイタルエリアで納めてスルーパスを送り、ガクペがアブドゥヌールの裏を破ってゴールに決めた。正確に言えばこの得点はオフサイドであったが、審判はゴールを認める判定を下した。

そして、この後は両チームとも落ち着かない非常に不安定な展開となる。

チュニジアはボールを保持してパスを回す攻めが成功しなかったことを踏まえて、戦術を変更。ムサクニが中に絞ってダラジと近い位置を取り、シャマムが上がってくるところは前節までと同じだが、それに加えてハリファが徹底して左サイドに流れてマークを混乱させると共に、ムイルヒが上がりすぎてアデバヨルにスペースを与えることを避けるため、ロングボールでの展開を増加させた。

守備面では重要なポイントは抑えてはいたが、攻撃的であるがためにカウンターを受けることも多く、アデバヨルの身体能力やウイングのスピードについて行けないことも目立ち、得点しても失点してもおかしくない状況であった。

そんな中でチュニジアは勝利に向けて攻め続けた。30分にはコーナーキックからニボンベのファウルを誘い、ムイルヒがコロコロPKを決めて同点に追いつき、あと一点という状況まで持ち込んだ。

しかし後半多くのチャンスを作りながらも得点には恵まれず。76分にはハリファがニボンベに倒されてPKを獲得するも、これをムイルヒが右ポストに当てて外してしまう。さらにロスタイムにはベン・ユースフが二度の決定的なシュートを放つも、アガサの奇跡的なセーブが続き、ネットを揺らせなかった。

同時刻に行われたアルジェリアとコートジボワールの試合は、2-2で引き分けに終わった。すでに2連敗で敗退が決まっているアルジェリアが2点を先行するも、その後コートジボワールがドログバのヘディング、ボニーのミドルで食らいつき、振り出しに戻している。

(筆:Qoly編集部 K)

{module [170]}
{module [171]}
{module [190]}

【厳選Qoly】日本人選手vs韓国人選手、いま市場価値が最も高いのはこの8人!1位は99億円

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら