「これで世界が終わるわけでもない」

1月29日に行われたアフリカネイションズカップ、グループリーグ第3節。ブルキナファソとの大一番を引き分けで終えた前回王者のザンビアは、決勝トーナメントに進むことなく大会を去ることとなった。

前回大会から引き続き監督を務めているエルヴェ・ルナール氏は、自身の責任を認めると共に、戦った選手たちを賞賛したと、AFP通信が報じている。

(GLでの敗退は何を意味する?)

「人生の4分の1の間に一度勝てれば上出来だ。常に勝てるなんてことはない。それで失敗を覆い隠すわけではないが、選手たちを誇りに思う。悲しい出来事であったが、いいところもあった。とてもいい試合をしたが、得点を奪えなかった。とはいえ、これで世界が終わるわけでもないからね」

(荒れたピッチについては?)

「我々はしっかりボールを繋いだ。条件を考えれば素晴らしい試合をしたよ。半月前にここを訪れたときは南アフリカ最高のピッチだと思ったんだけどね、何が起こったのやら。

まあ、これも運命の導きだ。ザンビアのようなチームを率いている場合、状況に合わせてスタイルを変えることはとても難しい。8人で守るようなサッカーには興味はないしね。

選手たちが何かチャレンジして失敗したとしても、私は変わらず彼らを信頼する。そして、その責任は私にある」

(今後を心配している?)

「ザンビアは、他の国とは違う。とても聡明なカルシャ・ブワルヤ会長がいる。彼は友達であり、兄弟のようなものだ。非常に世話になったので、彼が続投を望めばもちろん受理する。もし続けてほしくないと言われれば、離れることになるだろう。例えそうなったとしても、今日の選手たちのプレーは誇りに思う」

またエルヴェ・ルナール監督は、大会の公式サイトではこのようなコメントを残している。

「前回の大会では我々が勝者だった。そして今大会では新たな勝者が生まれる。それがサッカーというものさ」

(筆:Qoly編集部 K)

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