2013年1月21日(月) - ムボンベラ・スタジアム(ネルスプロイト)
Nigeria
1
1-0
0-1
1
Burkina Faso
エメニケ
23'
得点者
90+4'
アラン・トラオレ

ナイジェリアが前半に先行するも、ラストプレーでブルキナファソが同点に追いつき引き分けで終了。今大会第6試合目にして早くも5つ目のドローであり、何らかの魔力が働いたかのような同点劇であった。

前線にスピードあるストライカー3名を並べたナイジェリアは、徹底して両サイドにロングボールを放り込むことで前線に運び、相手を押し込んで得点を狙うパワープレーを展開。23分にミケルのフィードをムサが落とし、エメニケが押し込んでゴールに決め、先制点を叩き出した。

強引に守備をこじ開けられてしまったブルキナファソは反撃を行うも、こちらもナイジェリア以上に攻撃は個人に頼るところが大きく、崩せる場面が少なかった。

ナイジェリアは戦術上相手のラインが上がってこないとフィードが通らないため、全体的にブロックを低めに設定しており、中盤にはスペースが大きく空いていた。そのため攻撃機会はあるものの、いざチャンスとなるとバンセやピトロイパの強引な突破以外の方策が乏しかった。

後半にはサヌ、直前まで負傷で出場を危ぶまれていたアラン・トラオレを投入して攻撃力を底上げし、74分には左サイドでフィードを受けたピトロイパがファウルを受けてアンブローズを退場に追い込み、数的優位の状況も獲得。しかし、それでも得点に繋がらず。

しかしロスタイム3分が過ぎた土壇場でようやく鮮やかな連携が決まった。アラン・トラオレのスルーパスに対してピトロイパが右サイドに飛び出し、マイナスのクロスを送る。途中出場のサヌがニアでスルーし、フリーとなったアラン・トラオレがシュート。これがゴールに決まり、そのまま試合は終了。最後のチャンスを結果に結びつけた。

(筆:Qoly編集部 K)

{module [170]}
{module [171]}
{module [190]}

【厳選Qoly】サガン鳥栖MF長沼洋一「WBが嫌だった」から始まった武者修行…川井健太監督との出会い、苦節8年目での二桁ゴール(インタビュー)

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら