トゥフェグジッチ、大一番を前に事件を語る

1月11日、クウェート代表監督を務めているゴラン・トゥフェグジッチ氏は、ガルフニュースのインタビューに答え、8月に自身が巻き込まれた事件について語った。

トゥフェグジッチ氏は昨年8月26日、セルビアの自宅に滞在していたところ、86才になる隣人と土地の所有権を巡るトラブルが起こり、最終的には銃で胸を撃たれてしまった。一時は昏睡状態に陥り命の危険に晒されたものの、無事に一命を取り留め復帰。今回のガルフカップでも指揮を執っている。

「もしあなたにもそのようなことが起こったなら、きっと人生観が変わるだろうと思うね。

隣人は刑務所で亡くなったと聞いている。私はそれ以来入院した。一時は非常に深刻な状態にあったが、それから4、5ヶ月経って、それはもう過去のことになった。

私の離脱は、チームと私の関係に悪影響は及ぼさず、実際に我々の準備を邪魔することはなかった。なにせ長い間ここで指揮してきたし、ずっと一緒に戦ってきたから、既に良い基盤が出来ていたのだ」

クウェートは本日サウジアラビアとのグループリーグ第3節を戦い、引き分け以上の結果で決勝トーナメントに進出が可能となる。

「ただ試合に集中して、準決勝に向かうだけ。どうなろうとも、本当の結果だということは出来ない。戦う相手がいつも同じ強さである訳ではない。また、幸運も、不運もある。例え負けたとしても、それがサッカーで、そして人生というものだ。

統計的には、イラクと我々の間には差はなかった。ただ、チャンスをものに出来ず、ディフェンスにアグレッシブさが足りなかっただけだ。残念ながら、誰も彼も中身を見ず、結果だけで判断するがね。

サウジは難しい相手だ。彼らは2-0で負け、我々は1-0で負けているから、得失点差ではアドバンテージがあり、相手にはプレッシャーがある。しかし引き分け狙いで守備的にやることはない。戦略を練り、勝つためにプレーするだけだ」

(筆:Qoly編集部 K)

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