スポルティング、結局ヴェルカウテレンとJ・フェレイラを置き換え

1月7日、ポルトガル1部のスポルティング・リスボンは、公式サイトで「フランキー・ヴェルカウテレン監督の解任を決定した」と発表した。後任は先月マネージャーに就任していたジェズアウド・フェレイラ氏に決定している。

今季不調に喘いでいるスポルティング・リスボンは現在リーグ12位。ヨーロッパリーグでヴィデオトンに大敗したことを切っ掛けにサ・ピント前々監督を解任し、その後フランキー・ヴェルカウテレン前監督を招聘したものの、成績は上向かず、リーグカップではリオ・アヴェに0-3と大敗。5日に行われたパッソス・フェレイラ戦でも敗れ、公式戦5試合未勝利となった。この結果を受けて、7日に行われた取締役総会にてフランキー・ヴェルカウテレン前監督の解任を決定したという。

ジェズアウド・フェレイラ氏はかつてポルトでリーグ3連覇、カップ2連覇を達成したことで知られている指導者。先月スポルティングのマネージャーとして招聘されたときには、「ヴェルカウテレン監督の後釜ではないか」との報道を否定していたものの、結果的にはそれから1ヶ月も経たずに報道通りの行く末を辿った。

ジェズアウド・フェレイラ氏は記者会見でこう語ったとジャーナル・レコード紙が報じている。

「これは情熱だ。コーチングとは情熱なのだ。私はもうコーチを辞めようと思っていた。しかし復帰することを決断したのは、会長がこの提案を受け入れるのは難しいだろうと前もって分かっていてくれており、その上で私に依頼してきたからだ。私が求めていたのは真剣さと誠実さだった。だから、最終的にこのような決断となった。

これは危険な賭けだ。私のキャリアにとって危険であることは知っている。しかし私はそれに立ち向かう。その時にスポルティングにいたのだから、責任を引き受けることにした」

(筆:Qoly編集部 K)

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