人種差別チャントを行ったサポーターにボアテングが激昂
セリエAのミランはプロ・パトリアとの親善試合を行ったが、プロ・パトリアのサポーターから人種差別チャントが行われた為ミランは試合を放棄した。
この日、プロ・パトリアのサポーターはエンバイ・ニアング、サリー・アリ・ムンタリ、そしてケヴィン=プリンス・ボアテングに人種差別チャントを繰り返して挑発。この行為に激怒したボアテングはプレーを止めてスタンドにボールを蹴りこんで抗議。その後キャプテンのマッシモ・アンブロジーニはベンチから仲間にピッチから出るように指示。試合はそのまま中止となった。なお、イタリア代表のホープであるステファン・エル・シャラウィに対しても人種差別が行われていたようだ。今回の件を受けてミランのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は以下のように語っている。
「我々はこの事に失望しており悲しんでいる。ミランは全ての選手をリスペクトする権利の為に戦っているんだ。我々はああいう野蛮なジェスチャーをやめる必要がある。今日、スポーツの美しさを楽しむために来てくれた他のファンには本当に申し訳なく思っているよ。もう一度戻ってくることを約束するし、プロ・パトリアのクラブや選手たちにも申し訳ない。だが、他の決定を下す事はできないんだ。これが重要な警鐘となることを望むよ」
(筆:Qoly編集部 L)
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