リオ・アヴェ、好調の裏で退団話が続く

12月29日、ジャーナル・レコード紙は「リオ・アヴェのFWジョアン・トマスは、アンゴラ1部のレクレアティーヴォ・リボロに移籍する」と報じた。契約期間は2年。かなり好条件での加入となると報じられている。

ジョアン・トマスは1975年生まれの37歳。かつてはベンフィカ、ベティス、ブラガなどでプレーしたことで知られている元ポルトガル代表FWである。

スペインではあまり活躍できなかったものの、ポルトガル国内リーグでは晩年になってからも有数のストライカーとして常に得点ランク上位に付けていた。2年連続で2桁ゴールを記録し、今季も前半戦11試合に出場し7ゴールと、現時点でのチーム得点王である。

リオ・アヴェは今季開幕から非常に好調で現在リーグ5位、ヨーロッパリーグ出場圏内に付ける活躍を見せている。しかし、今季加入して中盤の要の一人となったブラジル人MFフィリピ・アウグストはベンフィカへの移籍が噂されており、ここに来てエースも退団するとなれば大打撃を被る。

マンチェスター・ユナイテッドから借り受けたポルトガルU-21代表FWベベが期待以上の活躍をするならば話は別であるが、リオ・アヴェにとって今冬は厳しいマーケットになりそうだ。

(筆:Qoly編集部 K)

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