「国内の指導者たちに悪しき前例を残したくなかった」
12月28日、朝鮮日報紙は「韓国代表の前監督チョ・グァンレ氏は、韓国サッカー協会に対して未払いの給与を支払うように求め、内容証明郵便を送付した」と報じた。
記事によれば、チョ・グァンレ氏は聯合ニュースの電話インタビューに対してこう話したという。
「弁護士を通じて、サッカー協会に残りの年俸を支払うように求める内容証明郵便を送付した。法的措置を執ることは、サッカー関係者として恥ずかしく思う。しかし、国内の指導者たちに悪しき前例を残したくなかったので、このような行動に出るほかはなかった。
今年中にサッカー協会の誠意ある回答を求めていたが、残念だ。次期執行部に負担を与えるのは本意ではない。チョ・ジュンヨン会長体制の間に責任を負って欲しい」
チョ・グァンレ前監督は、昨年11月にレバノンとのアウェイゲームに敗れた後に、契約をおよそ7ヶ月残した段階で解任された。しかしその後、協会と前監督の間で、残りの年俸の支払いについて対立が表面化していた。
前監督側は契約期間全ての分の給与を支払うように求めていたが、協会側は1部のみ支払うという立場を明らかにしており、合意に至らず。もし来年1月9日までに残りの年俸が支払われない場合は、協会に対して損害賠償請求訴訟を行う予定であるという。
(筆:Qoly編集部 K)
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