当時在籍の本田圭佑の推挙があった

マンチェスター・ユナイテッドの日本代表FW香川真司がセレッソ大阪時代にVVVフェンロからオファーを受けたが、監督のヤン・ファン・ダイクを納得させることができずに破談となっていたと報じられている。

日本では2009年の冬にVVV移籍の噂が浮上したが、2010年1月のマーケットで移籍は成立せずベルデン会長が「今回は単なる視察だよ。この冬にVVVに来ることはない」と語った事で流れたと思われていたが、VVVのチーフ、ハンス・スーンチェンスは以下のように語っている。

「真司については我々は本田圭佑からアドバイスを受けていた。圭佑は真司をフェンロに連れてくる事を望んでいたが、彼は欧州に馴染み始めた所だった。真司はトライアルをここで1週間受けたが、元コーチのヤン・ファン・ダイクが彼のことを望まなかったんだよ」

その後、翌2010年の夏にドルトムントへ移籍し大きな飛躍を遂げ、マンチェスター・ユナイテッド移籍を果たしているが、今回の発言はVVVが香川という金の卵を逃した事について欧州向けに釈明していると捉えることも可能だ。真偽は定かではないが、日本代表の二大エースとなった香川と本田に目をつけていた事をVVV側はアピールしたかったのではないだろうか。

(筆:Qoly編集部 H&L)

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