金銭トラブルが相次ぐトーゴ、代表チームにも悪影響が
12月11日、スーパースポーツ・ドットコムは「FIFAはトーゴサッカー連盟への資金援助を停止した」と報じた。
FIFAは2011年から2012年にかけてトーゴサッカー連盟に43万2000ドルの資金援助を行っていた。記事によれば、FIFAは今回この助成金がどのように使われたかを説明するように要求する書簡をトーゴに送ったとのことである。
トーゴサッカー連盟はここ数ヶ月で金銭に関する問題が相次いだ。
同連盟は11月に行われたモロッコとの親善試合に際して相手側協会から35000ユーロを受け取ったと報じられている。
これに関して、「選手に勝利ボーナスが支払われていない」と主張した代表のエースFWエマニュエル・アデバヨルが今後の招集をボイコットすると表明。さらにMFアレクシス・ロマオ、GKコシ・アガサもそれに追随する意向であると発表した。
トーゴサッカー連盟は彼らに対して「勝利ボーナスを支払う約束はしていない。あの資金は滞在費と移動費を補うためのものであった」と主張し、対立した。
1月のアフリカネイションズカップを前に、状況は泥沼化している。トーゴサッカー連盟は首相アルテム・セレアゴジ・アホメ=ズル氏に仲裁を頼むなど事態の沈静化を狙っているが、未だに解決は図られていない。
(筆:Qoly編集部 K)
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