来月1日に迫ったバイエルン対ドルトムントの上位対決を前に現地で話題になっている動画がある。それがこちら↓
試合が行われる予定のアリアンツ・アレーナに忍び込んだ覆面姿の男たちがVIPルームの窓ガラスにドルトムントのロゴをスプレーするというセンセーショナルな内容だが、この映像が本物なのかフェイクなのかははっきりとしていないようだ。
地元メディアが伝えた情報によれば、『おバカなバイエルン in VIPラウンジ・・・』とタイトルが付けられたこの映像はヴィースバーデンにあるスプレー式チョークの販売会社が自社のプロモーションのためにつくったものだという。
アンドレアス・Sと名乗る首謀者のひとりは「バイエルンにちょっといたずらしてやりたかった。特に来週末のドルトムント戦前にね」、「スタジアムについて少し知っていれば（侵入は）全く簡単だろうね」と話していて、30分ほどで完成したというロゴは、スタジアムを立ち去る際にふき取ったとも述べている。
また、「誰も傷つけない行動をしたかった。僕らの商品をちょっぴり宣伝したいだけさ。洗い落とせる？スプレーチョーク“Marquito”はネットで買える。パーティーの装飾やお隣さんをびっくりさせるのに最適だよ」と笑いながら話したというアンドレアスだが、（バイエルンのGMウリ・）ヘーネスがこれを見て激怒するのを恐れているが、ちょっとしたいたずらだとバイエルンファンが理解してくれることを望んでいるとも述べた。さらに、10年来のバイエルンサポーターでリベリの大ファンだとも語ったそう。
一方、アレーナの管理会社は「ノーコメント」で、警察当局のスポークスマン、ライヘンバッハ氏は「不法侵入の要件を満たしている」としながらも月曜の夜までに被害届などは届いていないそうで、それを考えればやはりフェイクだろうか・・・。
（筆：Qoly編集部 I）
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