ミランの10番、ケヴィン=プリンス・ボアテングが『Milan Channel』に登場。得点を取り戻す事を誓い、大活躍中のエル・シャラウィを賞賛している。
ボアテングは加入後の2年間ミランのキープレーヤーだったが、ズラタン・イブラヒモヴィッチが去ってからは思うようなパフォーマンスを残せず、今季のセリエAにおいて残念な選手の一人に挙げられている状況にある。この間、多くのシュートを打ってきたが今季は1点も奪う事ができず、元ガーナ代表のアタッカーは再び得点を取り戻したいと考えているようだ。
「ミランへの加入は人生を変えたよ。ミランの様な偉大なクラブに加われて僕は幸運だった。正式にミランの選手になった日は人生で最も重要な日だ。ミランではみんながいつも良くしてくれていると感じてきたよ。チームメイト、スタッフもね」
「ここで生まれたわけじゃないけどホームだと感じるし、これはすごく自分にとって大事なんだ。シルヴィオ・ベルルスコーニは本当に素晴らしい人だよ。彼が部屋に入ってくると、全ての雰囲気に良い影響を与えるんだ。この間の金曜日に10分ほど会長と話したけど、会長は自分とスカッドを信じていると言ってくれた。僕らにとって、この難しい時期に彼の口からそうやって言ってもらえるのは重要な事なんだ。自分にとっても難しいシーズンになっている。だけど、それに納得しているし、改善していきたいね」
「僕は一生懸命やり続けないといけないね。本当にスコアが恋しいよ。何ゴール決めたかには興味がないが、ゴールを決めたいんだ。日曜日のユヴェントス戦でゴールを決めたいよね。もしそうなったらどんな風に喜ぶかは全くわからないよ。僕らはユーヴェではなく自分たち自身のことだけを考えるべきだ。彼らは強いが、どの試合も展開がある。僕らはユヴェントスに勝てると信じている。僕が決めるか、ノチェリーノかエル・シャラウィかは重要じゃない。重要なのは僕らが勝つ事だよ」
「ミランに来てからの2シーズンは素晴らしかった。今は多くのプレーヤーが去って、プレッシャーがすごくあるよ。スカッドにプレッシャーがかかっているようにね。僕らへの全ての批判は僕らとは近い距離にいない人々によるものさ。クラブに近い人々はいつも応援し、励ましてくれているからね」
「アッレグリにとっても難しい状況だよね。でも監督は常に怒ることなくポジティブであることに努めているよ。監督は本当に素晴らしいと思っている。監督にとって新しい状況だから」
「今季のステファン・エル・シャラウィは信じられないよ。今季のはじめ、彼がまだうまくやれてない頃、彼には落ち着くように言ったんだ。そうすれば全てがうまくいくってね。昨季も彼には同じように説明したんだ。彼にとっては特別なシーズンだったから。だって彼のそばには素晴らしいストライカー達がいたから。いま、彼はゴール前で信じられないくらい落ち着いているよ。あの年齢で彼の様な選手は見たことないよ」
「チャンピオンズリーグはミランにとって常に重要だった。次のラウンドでどこと対戦するかは楽しみだし、できるだけ勝ち進みたいね。マルコ・ファン・バステンがミラン対ユヴェントスのためにサン・シーロに来る事はわかっているし、僕らにとってはプレッシャーさ。彼は多くのことを成し遂げた素晴らしい選手だったからね」
(筆:Qoly編集部 L)